
包まれるヒト 〈環境〉の存在論
シリーズヒトの科学 4
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2007年2月 |
ISBNコード |
978-4-00-006954-0
(4-00-006954-3) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 216P 20cm |
商品内容
要旨 |
哲学は古代ギリシャ以来、ずっとヒトを包み込む“環境”を問題にしていた。ところが、一七世紀にデカルトが「思考する自己」を発見して以来、人文科学の主題は“環境”から思考する“主体”へと大きく転換し、ヒトは“環境”から切り離されてしまう。以来、“環境”を吟味する思考はアンダーグラウンドで継続される。二〇世紀に入り、ついに生態心理学者のジェームズ・ギブソンが、“環境”の意味を再発見する。そして二一世紀。哲学、心理学、文学、映画、写真…さまざまな領域の先端で、ヒトを包む“環境”が熱い視線を集めている。 |
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目次 |
プロローグ 『包まれるヒト―“環境”の存在論』への招待 |
出版社 商品紹介 |
大地、太陽光、住居、椅子。ヒトを取り囲む<環境>を哲学、身体、芸術論から吟味し、ヒトの今後を展望する。 |