私たちの生活を、心身の健康の問題から生活機器、すまい、まちという環境の問題までを視野に入れ、しかもそれを一つの全体として把握し、分析し、創造してゆく―。「ライフデザイン学」は２１世紀の生活を創るための新しい知と技術の体系であ。

ライフデザイン学の構想
第１部　生活を支える―生活支援学入門（障害者の生活ニーズと生活支援
乳幼児とその家族への生活支援
高齢者とその家族への生活支援　ほか）
第２部　健康を支える―健康スポーツ学入門（健康と運動と寿命
身体の構造から考える健康支援―人体構造から考える機能
レクリエーションと健康支援）
第３部　生活環境をどうつくるか―人間環境デザイン学入門（「人間環境デザイン」を考える
地域再生のまちづくり・むらおこし―コミュニティワークの活用に向けて
建築学からみた生活環境―寿命について考える　ほか）

心身の機能、人生の中で遭遇する困難、障害に対する支援の方法、生活環境の整備など「全体としての生活」を研究する新領域。