色即ぜねれいしょん
光文社文庫 み17−2
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2007年7月 |
ISBNコード |
978-4-334-74276-8
(4-334-74276-9) |
税込価格 | 628円 |
頁数・縦 | 334P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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童貞青春小説の決定版☆
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おすすめ度
- 高井文研堂イズミ店 (岡山県真庭市)
みうらじゅんを語る時に人は何と語るだろう?「サブカル界のご意見番」「マンガ家」「ただの変態」「永遠のロック少年」…すべて正解なんじゃないだろうか?だってその全てが無いと、この「色即ぜねれいしょん」は生誕しなかっただろうから.文末には、あの銀杏ボーイズの峯田が寄稿している.彼もまたみうらじゅんと同様、この個性を大事にするがゆえに個性を失った現代で、見事に自分をさらけ出していつも何かを見出そうとしている探究者なのだ.内容についてはあえて触れない.この本は、全国の童貞諸君、あるいは元童貞のモテナイ君、あるいはそんな人間を家族に持つ親兄弟、そしてすべてのカワイ子ちゃんに呼んでほしい.そんな性的に恵まれない(恵まれなかった)人間のために、この本はあるのだから.
(2007年9月18日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
「僕」は仏教系男子校に通う高校一年生・「イヌ」こと乾純。彼女なし、もちろん童貞だ。ボブ・ディランに憧れ作曲に燃えてはいても、平凡で退屈な毎日―。「フリーセックスの島行かへん?」。そのひと言から、僕の夏休みはきらめき始める。友達二人とともに訪れた隠岐島で、僕らを待っていたのは…。少年が成長する姿をコミカルに温かく描く、傑作青春小説。 |
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