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ビター・ブラッド

出版社名 幻冬舎
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-344-01371-1
4-344-01371-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 413P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 雫井作品の真骨頂☆

    警察小説というと、どうしても地味な感じがするが、この一度読んだら忘れられないシュールなユニークさはスゴイ!!相星に連れられて夏輝がゲイバーを訪れる場面は思わず笑ってしまう。主人公とサブの登場人物の距離感が絶妙で、本当に自然なのだ。「新人刑事にとっていちばん重要なものは何か分かるか?ジャケットだ」。まさに型破りなストーリーで、そんなユーモアを交えながら決して飽きることなく物語は進んでいく・さあ、体験してください。

    (2007年9月25日)

  • ビター・ブラッド

    新米刑事が緊迫の現場操作で生き別れた父親刑事とコンビを組む。曲者ぞろいの捜査班メンバーと共に、とある殺人事件を探っていく。事件は思わぬ方向に展開。困惑気味の刑事たちを予想もしない結末が待ち受ける。設定も面白いし、展開も目が離せない。エンターテインメント界に確かな位置づけを著者雫井がした作品だ。「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」に続いて、大きな賞を間違いなくターゲットに入れた感がある。

    (2007年9月7日)

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商品内容

要旨

ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。夏輝がはじめて現場を踏んでから一カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部が疑う内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。初の現場でコンビを組む事になったのは、少年時代に別離した実の父親だった―。「犯人に告ぐ」、「クローズド・ノート」で各界から大きな注目を集める著者、待望の最新ミステリー。

おすすめコメント

ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。夏輝がはじめて現場を踏んでから1カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。

著者紹介

雫井 脩介 (シズクイ シュウスケ)  
1968年愛知県生まれ。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作「栄光一途」でデビュー。04年「犯人に告ぐ」で第7回大薮春彦賞を受賞。同作は週刊文春ミステリーベスト10第1位にも輝き、ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)