ウィンザーホテル洞爺夢のホテル 破綻、再生、そして世界標準へ
小学館文庫 く4−1
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2008年5月 |
ISBNコード |
978-4-09-408270-8
(4-09-408270-0) |
税込価格 | 586円 |
頁数・縦 | 274P 16cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
ウインザーホテル洞爺の浮沈の物語である。一旦破綻したホテル、それがG8サミットの会場に選定される。それだけでもドキドキするストーリーである。最近のサミット関連のニュースで必ず流れる豪華客船を模したホテルである。短い期間での浮上はとりも直さず、ホテル業はソフトに負う部分が多いことを物語ってる。小売業はカスタンマーズサテスファクションが第一と言われるが、ホテル業はエンプロイーサテスファクションだというのは正に至言である。お客さまに満足を与えるには働いてる人が楽しく働いてなければいけないと。この行に出会っただけでも本を読んだ価値があったと思った。
(2008年5月11日)
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商品内容
要旨 |
「バブルのお荷物」とまで言われた豪華ホテルを見て、彼は夢を描いた。この雄大な自然とホテル施設なら、日本でも海外に通用する本格リゾートホテルが造れる、と。だが、それが、苦難のはじまりだった。拓銀の破綻とともに閉鎖に追い込まれ、五年の歳月ののちにようやく再開した。本書は、二〇〇八年七月に洞爺湖サミット会場という栄誉を得るまでの全内幕を追う。格安料金合戦に陥らず、高額な宿泊料を維持する戦略とは何か?企業を活性化させるモチベーション・マネジメントとは?…など、低迷する大不況時代を生きるためのヒントとしても注目の一冊。 |
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目次 |
第1章 空白の九百八十六日(再び洞爺の丘に立つ |
おすすめコメント
バブルのお荷物といわれ、拓銀の破綻とともに閉鎖に追い込まれながら再出発。そして08年、洞爺湖サミットの舞台となった。日本に本格的リゾートホテルを成立させたいという著者が賭けた「夢」のサクセスストーリー