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Χωρα 死都

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-16-326910-8
4-16-326910-X
税込価格 1,624円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

不倫の関係を続ける亜紀と聡史は、逃避行のようにしてエーゲ海の小島にやってきた。その島の廃墟の教会で、亜紀は聖母マリアのような幻を見た上、掌から血が流れ出すという体験をする。だが島の人々は、廃墟は「ホーラ」と呼ばれる不吉な場所で、そこに教会など存在しないという。さらにたび重なる、不可思議な出来事。それらは神の起する奇蹟なのか、それともホーラが持つ妖しい力によるものなのか…。

出版社
商品紹介

不倫の関係を続ける亜紀と聡史はエーゲ海の小島を訪れるが、次々と不可思議な出来事に襲われる。それは神のなせるものなのか──。

著者紹介

篠田 節子 (シノダ セツコ)  
1955年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業後、八王子市役所に勤務。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞、続いて『女たちのジハード』で直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)