市民のための裁判入門
PHP新書 517
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2008年4月 |
ISBNコード |
978-4-569-69861-8
(4-569-69861-1) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 267P 18cm |
商品内容
要旨 |
裁判員制度の導入により、一般市民にも裁判の知識が必要になった。しかし、そもそも裁判員制度は憲法違反であると著者は言う。憲法が規定する「法律に基づく裁判の原則」が守られず、基準なき裁判となるからだ。このように、裁判を正しくとらえるには、憲法のような原理原則から、着実な理解を積み上げることが求められる。本書は「裁判の意味」「裁判官の独立」「上告と控訴の違い」といった基礎知識から、「蛇足判決」など現代司法の矛盾点まで、知っておきたい事柄を網羅。元判事が親しみやすい語り口で解説。 |
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目次 |
第1章 そもそも裁判とは何か? |
おすすめコメント
「判例主義は違憲的」など、しくみと問題点を着実に把握できる入門書。日本の司法の悪しき慣行を敢然と指摘してきた弁護士の力作!