• 本

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

講談社文庫 あ105−1

出版社名 講談社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-06-276086-7
4-06-276086-X
税込価格 838円
頁数・縦 442P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 静かにヤル気がわいてきます!

    ツール・ド・フランスという言葉は知っているがマイヨ・ジョーヌという言葉は知らない。小説は読むが、自伝はなかなか読む気にならない。しかし、この本はそんな私の心に強く残る一冊となりました。気がつけばグイグイ引き込まれているのです。そういう類の本です。自転車の本というよりガン闘病記。ガン闘病記というより自己啓発本。自己啓発本というより……小説のようです。資質は人それぞれだが、諦めず、努力し続ければ、人はきっと何かで大成するのでしょう。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)

    (2013年3月11日)

商品内容

要旨

ランスは、25歳で睾丸癌を発病。生存率20%以下、苦しい闘病生活を経て、再び自転車に乗ることを決意する。世界一過酷なツール・ド・フランスで復活優勝を遂げ、栄光の黄色いジャージ、マイヨ・ジョーヌを着る。さらに7連覇の偉業を達成。過酷な人生を鮮やかに生きる勇気の記録。

目次

第1章 二人の僕
第2章 スタートライン
第3章 一人では勝てない
第4章 悪い知らせ
第5章 癌との対話
第6章 化学療法との闘い
第7章 キーク
第8章 真の復活
第9章 ツール・ド・フランス
第10章 シリアル・ボックス

出版社・メーカーコメント

過酷な人生を鮮やかに生きる、勇気の記録 25歳で癌を患い再起不能を宣告されたランスは、再び自転車に乗ることを決意。過酷なツール・ド・フランスで復活優勝を遂げ、さらに7連覇の偉業を達成する。

著者紹介

アームストロング,ランス (アームストロング,ランス)   Armstrong,Lance
1971年アメリカ、テキサス州生まれ。21歳のとき、史上最年少で世界自転車選手権に優勝するなど、順調に世界の一流自転車選手の道を歩んでいたが、1996年、25歳のときに睾丸癌を発病。苦しい闘病生活を乗り越え、1999年に自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで個人総合優勝し、奇跡の復活を遂げる。翌年の同レースでも個人総合優勝し、同年開催のシドニー五輪にも、アメリカ代表として選ばれた。そして2005年4月、同年のツール・ド・フランスを最後に現役引退を発表する。前人未踏の7連覇を達成し、これを花道に現役を退いた
安次嶺 佳子 (アジミネ ケイコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)