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ことばとは何か 言語学という冒険

講談社学術文庫 1942

出版社名 講談社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-06-291942-5
4-06-291942-7
税込価格 990円
頁数・縦 260P 15cm

商品内容

要旨

時の流れや社会規範によって姿を変える「ことば」。地球上にある何千種類もの言語、変化を続けるとらえどころのない対象の本質に、言語学はどこまで迫れたのか。ソシュールをはじめとした近現代の言語学の成果を検証、理論では説明しきれない言語の特別な性質をさらけ出し、グローバリゼーションの中で現代世界が直面する言語問題にも鋭く切り込む。

目次

第1章 言語学史から何を学ぶか(言語と言語学史
規範と体系
誤りの中にこそ真実が ほか)
第2章 言語変化の問題―ことばはなぜ変ってはいけないのか(ことばは変ってはいけないか、なぜ変るのか
構造への逃走
「社会的事実」とデュルケム ほか)
第3章 当面する言語問題(言語はコミュニケーションの道具にとどまらない
言語の絶滅にいかに対処すべきか
生物の分類学と言語の分類学 ほか)

おすすめコメント

言語学は「ことば」をどこまで理解したのか人間と切り離せない「ことば」。その本質に言語学はどこまで迫れているのか。日本を代表する言語学者が、その成果と現代世界が直面する言語問題に鋭く切り込む。

出版社・メーカーコメント

言語学は「ことば」をどこまで理解したのか 人間と切り離せない「ことば」。その本質に言語学はどこまで迫れているのか。日本を代表する言語学者が、その成果と現代世界が直面する言語問題に鋭く切り込む。

著者紹介

田中 克彦 (タナカ カツヒコ)  
1934年、兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業、一橋大学大学院修了。現在、一橋大学名誉教授。専門は社会言語学、モンゴル学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)