くじら組
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2009年3月 |
ISBNコード |
978-4-16-327980-0
(4-16-327980-6) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 384P 20cm |
商品内容
要旨 |
土佐・津呂浦の鯨組がアメリカの蒸気船をいち早く発見。伝え聞いた幕閣から黒船対策のため召し出しの声がかかるが、その前に、鯨組には仲間を屠った巨大マッコウクジラ“黒船”との死闘が待っていた。江戸時代の勇壮な鯨漁師たちの心意気を今に伝える傑作時代小説。 |
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出版社 商品紹介 |
黒船の発見に功あったくじら組に幕府から召し出しの話が舞い込むが、その前に仲間を屠った巨大くじらを仕留めよとの藩命が下った。 |
おすすめコメント
土佐伝統のくじら漁師たちの活躍を描く勇壮な時代長篇の登場です。――嘉永6(1853)年4月、土佐国室戸岬の津呂浜。くじら組の山見(岬から沖の鯨を見張る役目)が見つけたのは異国の蒸気船(黒船)だった。黒船発見の報は藩を通じて幕閣まで達し、幕閣は黒船対策にくじら組の召し出しを検討する。だが、くじら組にはその前にしなくてはならない仕事があった。仲間の命を奪った巨大マッコウクジラ「黒船」を仕留めよ――藩命を受け、弔い合戦に奮い立つくじら組の面々。果たしてその結末は?