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黒い牛乳 自然を目指す酪農

経営者新書 002

出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-344-99687-8
4-344-99687-9
税込価格 814円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

物価の優等生「牛乳」の影に潜む大きな矛盾。紙パックの牧場画に消費者は騙され、制度に押し付けられた借金に酪農家は苦悩し、狭い牛舎に閉じ込められ牛は病み衰えていく。唯一の解決は既存のやり方を根底から覆すこと。戦う酪農家が提唱する「山地酪農」。常識を超え、健康な牛を飼い、放置された山と森へ入れ!

目次

序章 呪われた「黒い牛乳」(牛乳の値上げに潜む秘密
牛乳パッケージの嘘 ほか)
第1章 歪んだ牛乳で誰が儲けたのか?(なぜ牛乳より水の価格が高いのか?
酪農家がはまり込んでいる負のからくり ほか)
第2章 機械仕掛けの牛たち―工業化した日本酪農の現場(日本の乳牛はほとんどがホルスタイン種
乳牛の飼料は二種類ある ほか)
第3章 日本の山林に生きる酪農(拡大造林政策の破綻と森林の逆襲
里山の荒廃が獣害を生む ほか)
第4章 日本酪農独立宣言(乳価の不足払い制度は限界に達した
それでもミルクチェーンから逃れられない酪農家たち ほか)

著者紹介

中洞 正 (ナカホラ タダシ)  
1952年岩手県生まれ。東京農業大学農学部卒。酪農経営者。2006年より東京農業大学客員教授。山地に放牧を行うことで健康な牛を育成する山地酪農を確立した。山林・林野を活用した通年昼夜放牧を提唱し、酪農家の啓蒙に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)