• 本

フリーター、家を買う。

出版社名 幻冬舎
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-344-01722-1
4-344-01722-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 309P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 母に感謝!!

    どーしようもないフリーター25歳が、母のうつ病で大変身。人間変われるのよ!!大切な人の為なら。負けるな!負けるな!読みながら応援してる自分に吃驚☆これを読めばまだまだ頑張れる☆☆☆そう思える今年一押しの作品。

    (2009年10月9日)

  • 1冊で2度おいしい。「家族」とそして「職場」のストーリー。

    いろんな理不尽な勘違いで20年ものあいだ町内のつまはじきにされ心を病んでしまった母親。その母のために引越しをと考え、フリーターが一代奮起。何事にもやる気のない主人公が母の病気をきっかけに家族や仕事に前向きにとりくんでいく様を爽やかに描く。後半は、職場で活き活き働く主人公と、同年代の二人の新人を教育する話しに展開。この新人、一人はおバカでもう一人は土木作業になんと女性!?最終章ではこの新人からみた主人公が後日談として書かれていて、私はこの章が好きです。前半と後半でまるで2冊のおもしろさでした。ところで、家は買えたのか!?

    (2009年9月7日)

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商品内容

要旨

「母さん死ぬな―」へなちょこ25歳がいざ一念発起!?崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。

おすすめコメント

「母さん死ぬな――」へなちょこ25歳がいざ一念発起!? 崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶――   商社勤務「経理の鬼」の父が原因で、重度の鬱病に罹った母。入社三カ月で会社が嫌になって退社しブラブラしていた25歳の俺が、名古屋の病院に嫁いだ姉にどつかれて、ある日、ふと目覚めた。もしかして、俺カッコ悪すぎ??そこからへなちょこ若者の成長が始まる。崩壊しかかった家族の再生と、主人公の成長過程を優しく描く、家族愛と希望に満ちた一冊。もちろんベタ甘ラブもあり。不況を生きるすべての老若男女に贈る、大ベストセラー『図書館戦争』『阪急電車』の著者による長編小説です。

著者紹介

有川 浩 (アリカワ ヒロ)  
高知県出身。2003年、『塩の街』で第10回電撃小説大賞“大賞”を受賞。『空の中』『海の底』などの話題作を次々と発表、『図書館戦争』は「本の雑誌」06年上半期ベスト1に選ばれる。また、『別冊 図書館戦争1』は「ダ・ヴィンチ」(09年1月号)の好きな恋愛小説ランキングで1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)