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アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-16-371630-5
4-16-371630-0
税込価格 1,572円
頁数・縦 278P 19cm
シリーズ名 アフロ・ディズニー

商品内容

要旨

『東京大学のアルバート・アイラー』で読書界を沸かせたコンビが慶應大学で展開した、挑発的/狂想的/壊乱的な「現代芸術」完全講義録、前半戦。

目次

第1回 「見ながら聴くことはどれくらい可能か?」の開始
第2回 「サイレント映画」の音
第3回 科学という幼児
第4回 ブラック・ミュージックの「ずれ」と「揺らぎ」について
第5回 ファッション・ショーにおける倒錯と抑圧
第6回 「オタク=黒人」説
第7回 二〇世紀とは何歳から何歳までか?
第8回 現代旋律概論
第9回 夢と輪郭線

出版社
商品紹介

『東京大学のアルバート・アイラー』よりも挑発的で大スケールに。音楽と映像の20世紀史を書き換えた慶應大学講義録。

おすすめコメント

かつて「東京大学のアルバート・アイラー」で、斬新なジャズ史を平明にポップに論じてみせた天才コンビが、今度は慶應大学を舞台に「20世紀史」を解体/再構築。サイレント映画とレコードの誕生で分断された視覚と聴覚。それはどう統合されたのか。ジャズ、ファッション・ショウ、ダンス、ヒップホップ、ディズニー、ゴダール、オタク――すべてを巻き込み突進する知の怒濤を体験ください。

著者紹介

菊地 成孔 (キクチ ナルヨシ)  
1963(昭和38)年、銚子市生まれ。音楽家、文筆家、音楽講師。85年にプロデビュー。デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン、SPANK HAPPYなどでジャズとダンス・ミュージックの境界を往還する活動を精力的に展開。現在は菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールを主宰して活動中
大谷 能生 (オオタニ ヨシオ)  
1972(昭和47)年生まれ。批評家、音楽家。96年、音楽批評誌「Espresso」を立ち上げ、02年まで編集、執筆。日本のインディペンデントな音楽シーンに実践と批評の両面から深く関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)