ヘヴン
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2009年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-215772-8
(4-06-215772-1) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 248P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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いじめる側が100%悪い
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おすすめ度
- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
中学校という箱庭で起きる『苛め』大人の世界から見れば何馬鹿なことをと思ってしまう。でも当事者でなければわからない世界。それが箱庭の世界。読むのがすごく辛く投げ出したくなるかもしれない。でも、今この世界で起きている現実でもあるのだ。心の中で『苛める側が100%悪い。どんな理由も苛めていい理由にはなりえない。』そう叫びながら読んだ。苛められていい人なんかこの世に一人もいないんだ。そう声を大にしてこの本の中に閉じ込めたいと切に願った物語。
(2010年2月2日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2010年
第20回
紫式部文学賞受賞 |
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要旨 |
「僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら―」驚愕と衝撃、圧倒的感動。涙がとめどなく流れる―。善悪の根源を問う、著者初の長篇小説。 |
出版社 商品紹介 |
「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」。生の意味を問う、哀しくも美しい物語。 |
おすすめコメント
「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。
出版社・メーカーコメント
衝撃的感動!芥川賞受賞後初の傑作長篇。「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。