凍土の密約
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2009年9月 |
ISBNコード |
978-4-16-328480-4
(4-16-328480-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 325P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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倉島警部補シリーズ第三弾!!
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おすすめ度
- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
公安刑事倉島が特捜本部に呼ばれた。ロシア担当の倉島は自分が何故呼ばれたのか検討もつかないと言う。しかも警備企画本部ご指名ときたもんだ。さて、どうして呼ばれたのか・・・プロの殺し屋を追いながら、日本を救うことを命題にされた倉島にあっと驚く展開に戦後60年はどういう時間なのか。読んでいてピン!と来ない人が多いのでは??
(2009年9月27日)
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商品内容
要旨 |
赤坂で殺人事件発生―被害者は右翼団体に所属する男。警視庁公安部の倉島は、なぜか特捜本部に呼ばれる。二日後、今度は暴力団構成員が殺された。さらに、第3、第4の事件が…。殺人者はプロ、鍵はロシア。倉島が、敵に挑む―。 |
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出版社 商品紹介 |
殺人事件の捜査に呼ばれた公安部の倉島警部補は、日本人ではありえないプロの殺し屋の存在を感じる。やがて第2、第3の事件が…。 |
おすすめコメント
公安部外事一課の倉島警部補が、殺人事件の捜査本部に呼ばれた。殺しの手口はプロ。さらに数日後、ロシアとの密貿易を資金源にしている暴力団員も殺された。捜査を進めるうち、第三、第四の殺人も起こる。実行犯は元極東ソ連軍の特殊部隊に所属していた人物と推定されたが、はたして犯人の目的は何なのか……。いま一番乗ってる警察小説の書き手である著者。既刊の「曙光の街」「白夜街道」では公安の仕事に馴染めずにいた倉島が、本作では公安部の警察官としての矜持(きょうじ)を自覚します。一人の男の成長譚としても読みごたえ充分です。