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さかさ

角川ホラー文庫 Hく1−4

出版社名 角川書店
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-04-384304-6
4-04-384304-6
税込価格 692円
頁数・縦 335P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 聖域修復師・八神宇鏡シリーズです。
    顔をさかさにすげられた不気味な人形。この人形を見たものは狂ってしまう。
    各地に仕掛けられた霊的な爆弾。
    日本を滅ぼそうとする陰謀に八神はどう戦うのか!?

    というお話なのですが、人がたくさん死ぬ描写が、、、、。
    スプラッタ・ホラーですねぇ。
    映像が脳裏に生々しく浮かぶのがなおのこと怖いです。
    あと暗い。
    物語全体を深くて強い恨みが支配しています。
    悲しいし気持ち悪いし、どうしていいかわからなくなっちゃう。
    読んだ後、強い余韻が残る作品です。

    (2017年10月25日)

商品内容

要旨

世にはびこる悪しきものを封印するため全国を歩いていた聖域修復師の八神宇鏡は、不穏な兆しを感じて江の島にやってきた。時を同じくして、都内各地のコインロッカーや鉄橋の下で頭部がさかさになった人形が発見され、その周辺では必ず凶事が起こっていた。八神は一連の事件が、この国の破滅を願う何者かによる霊的テロリズムであると察知し、八百万の神を背負って戦うことを決意する。かつての平穏な日常は取り戻せるのか?―。

出版社・メーカーコメント

霊的テロの脅威に八神が立ち向かう!都内各地で首がさかさになった奇妙な人形が発見され、その周りでは必ず凶事が起こる。聖域修復師・八神宇鏡はこれが何者かによる霊的テロリズムであると察知し、八百万の神を背負って戦いを挑む。

著者紹介

倉阪 鬼一郎 (クラサカ キイチロウ)  
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社勤務を経て、98年より専業作家。幻想小説、ホラー、ミステリを中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)