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• 伊吉書院類家店 （青森県八戸市）

『不育症』という、おなかの中で赤ちゃんが育たないという病気について語られたエッセイコミックです。不妊症というのはよく聞きますが、この病気そのものについても、数多くの人気漫画を生み出してこられた楠桂先生がその病気であったことも、この本を読んで初めて知りました。そしてどんなに苦しくつらい思いをなさってきたのかということも。病気のために、流産２回、死産３回と繰り返した楠先生ですが、40歳で無事に二人目のお子さんの顔を見ることができたそうです。
同じ病気にくるしむ方がこの本を読んで勇気づけられればいいなと思います。

（2010年4月3日）