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赤いヤッケの男 山の霊異記

MF文庫ダ・ヴィンチ あ−2−1

出版社名 メディアファクトリー
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-8401-3291-6
4-8401-3291-7
税込価格 681円
頁数・縦 299P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 山の中の闇へ

    山というテーマだけで、多くの不思議な体験談があることに驚きます。昔から山は信仰の対象になっていたり、多くの登山者が命を落としたりと、多少特別な場所であるとは思っていましたが、あらためて山は異界なんだと思いました。山に登って霧に包まれてしまったような不思議な感覚の中で恐怖を味わってください。(hori)

    (2010年8月27日)

商品内容

要旨

自らも登山を行う、怪談専門誌『幽』で活躍する著者が山で訊き集めた数々の怪談実話。真夜中の野営地、吹雪のテント…外界でありながら閉ざされた地となりうる、山という「異界」の怖さに背筋が凍る珠玉の短篇集。

おすすめコメント

『岳』の石塚真一氏、感嘆。書き下ろしを加え待望の文庫化! 山岳怪談の第一人者として、怪談TV番組、各雑誌(『R25』、『ほんとうにあった怖い話』など)で活躍する山男・安曇潤平による山の怪異譚。実際に登山して訊いた体験談をもとに、山の描写を豊かに盛り込み、淡々とした語り口で、山という異界を描く。山にまつわる傑作怪談実話集。

著者紹介

安曇 潤平 (アズミ ジュンペイ)  
1958年東京都生まれ。2004年に怪談専門誌『幽』で「山の霊異記」連載開始。山の怪談の第一人者として活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)