• 本

少年グリフィン

出版社名 小学館
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-09-290546-7
4-09-290546-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 337P 22cm

商品内容

要旨

少年は上級生の集団いじめにどう闘ったか!C・W・ニコル自伝的感動ストーリー!カワウソとの出合い、利口なカラスを飼ったこと、ウナギ釣り、ウサギ狩り…。豊かな自然の中で育った少年時代だが、悪い大人に傷つき、集団いじめにもひどく苦しめられた。そして若者は伝える。「君の名は奇跡だ。無駄にしてはいけない」と。

出版社
商品紹介

主人公のグリフィンは、イングランドの美しい田園地方で少年時代を過ごす。しかし、そこにも悪い大人や、集団いじめがあった。

おすすめコメント

作家C・W・ニコルの自伝的児童文学作品主人公のグリフィンは、イングランドの美しい田園地方で少年時代を過ごす。しかし、そこにも悪い大人や、集団いじめがあった。グリフィンはそれにどう闘っていったのか。著者の実体験からのメッセージが読者に響く。

出版社・メーカーコメント

あなた、もしくはあなたの子どもが上級生の集団いじめにあって苦しんでいたら、 どうしますか。しかも相手は体格が格段に大きいときている。そして、いじめは陰湿で、巧妙に隠される。訴えても分かってもらえない、訴えたら告げ口などをする男のクズと思われてしまう。そんなジレンマの中で、主人公のグリフィンはどう闘っていくか。 自然豊かなイングランドの田舎で少年期を過ごした、著者C・W ニコルの自伝的 青春小説です。ケルト人の血を継ぐ著者は、探検家、作家、格闘家などを経て、 日本の国籍を取得し、今や日本人より日本の未来、自然を大切にしようとしている、見事な日本人です。そんな彼が初めて書いた「自分のこと」です。 危険をかえりみず人命救助したり、いたずらでしかられたり、カラスやカワウソなどの動物たちと交流したり、楽しく、けれども重大なメッセージも発信している、 心躍るストーリーです。 編集担当者からのおすすめ情報 著者C・W・ニコル氏は編集者である私に、再三「この小説は私にとって、とても 大事な作品だ」と打ち明けています。わかりました、良い本を作りますと、私は答えます。ですから、挿絵は昨年「小学館児童出版文化賞」を受賞した松岡達英氏に描いてもらいました。それも楽しみにしてください。

著者紹介

ニコル,C.W. (ニコル,C.W.)  
イギリスの南ウェールズ出身。17歳でカナダに渡り、その後十数回に及ぶ極地探検に加わる。エチオピア国立公園設立に携わり、沖縄海洋博ではカナダ館副館長を務める。1980年から長野県黒姫に住み、作家活動を行い、1995年に日本国籍を取得。荒れた森を購入し、生態系の回復を試みる作業を続け、財団法人「C・Wニコル・アファンの森財団」を設立した
栗原 紀子 (クリハラ ノリコ)  
東京都出身。上智大学外国語学部、ニューヨーク大学大学院卒業。雑誌を中心にフリーランスとして執筆、翻訳
松岡 達英 (マツオカ タツヒデ)  
新潟県出身。日本各地をはじめ、世界中で自然観察の旅をしながら、多数の自然科学の絵本を描く。2000年に新潟県長岡市川口にアトリエを構え、2004年の中越地震の被災を乗り越え、現在もアトリエで活動中。2009年、『里山百年図鑑』(小学館)で、小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)