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私のマルクス

文春文庫 さ52−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-16-780201-1
4-16-780201-5
税込価格 847円
頁数・縦 414P 16cm

商品内容

要旨

「資本主義の内在的論理についてマルクスが『資本論』で解明した論理は、超克不能である」という確信のもとに、自らの思想的ルーツをたどる。稀代の論客・佐藤優の根幹を成した浦和高校、同志社大学神学部時代を回想しつつ、カール・マルクスとの三度の出会いを綴る著者初の思想的自叙伝前篇。文庫版付録・京都での講演を新たに収録。

目次

ユダヤ教の刻印
ブダペシュトへ
やぶにらみのマルクス像
労農派マルクス主義
同志社大学神学部
組織神学教授・緒方純雄
ロシアレストラン「キエフ」
黒旗の上に描いた魚の絵
極めつけの嫌がらせ
『美学の破壊』
思想家・渡邊雅司
襲撃
『なぜ私は生きているか』
天性の牧師・野村真也

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年生まれ。75年、浦和高校入学、同年夏に一人で東欧・ソ連を旅する。79年、同志社大学神学部入学、85年、同大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館に勤務後、95年より外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍する。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)