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日本映画は生きている 第5巻

監督と俳優の美学

出版社名 岩波書店
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-00-028395-3
4-00-028395-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 274P 22cm
シリーズ名 日本映画は生きている

商品内容

要旨

映画の作者とは誰か。監督の役割とは何か。俳優はどのようにして時代の神話を築き上げるのか。日本映画の伝統と前衛をここに見つめなおす。

目次

総論1 映画は監督のものである。そうでなければならない。
小津安二郎は何を語ったのか
田坂具隆・愚直の新生―ある戦争映画作家の戦後
堕胎の追憶溝口健二の「好色一代女」とGHQの検閲
デスパレートな存在形態/男優・三島由紀夫試論
映像作家としての勝新太郎論
総論2 俳優とスターをめぐる簡単なノート
映画女優の誕生―あるいはナナの物語
二人の歌舞伎役者―彼等は映画でどう演じたか
女優三益愛子と母もの映画
「横顔の君」佐田啓二

出版社
商品紹介

最新の映画研究の成果をふまえ、監督と俳優という、映画の創造の主体とみなされてきた対象をあらためて問う。

著者紹介

四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ)  
1953年兵庫県生まれ。東京大学人文系大学院博士課程修了。明治学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)