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謎解き太陽の塔

幻冬舎新書 い−13−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-344-98189-8
4-344-98189-8
税込価格 990円
頁数・縦 307P 18cm

商品内容

要旨

いまだ衰えない岡本太郎人気の中心にあり、一九七〇年開催の日本万国博覧会とともに神話化が進む「太陽の塔」。平成になっても映画や小説に描かれ続けるこの沈黙の立像は、白・黒・金の三つの顔を持っているが、その意味するところはいまだ解き明かされていない。実は太郎は「太陽の塔」に九つの謎を仕込んでいた。それはいったい何なのか。本書は考古学者にして気鋭の太郎研究者である著者がその謎を突き詰め、ついに「太陽の塔」の正体を暴いていくスリリングな論考である。

目次

第1幕 「太陽の塔」のミッション(祭りの秘密)
第2幕 仮面の告白(「黒い太陽」の告白
「赤い稲妻」の秘密
「黄金の顔」の告白)
第3幕 「太陽の塔」とキリスト(謎解きの秘伝書
「太陽の塔」はキリストだった?
「太陽の塔」の足下に眠るもの)
第4幕 「太陽の塔」の呪力(爆発と呪術の秘密
運命の赤いリボン)

著者紹介

石井 匠 (イシイ タクミ)  
1978年静岡県生まれ。國學院大學文学部史学科考古学専攻卒。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期史学専攻修了。博士(歴史学)。國學院大學伝統文化リサーチセンターポスドク研究員。京都造形芸術大学非常勤講師。多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団『明日の神話』再生プロジェクトスタッフ。第二回岡本太郎記念現代芸術大賞展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)