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ひとりでは生きられないのも芸のうち

文春文庫 う19−9

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-16-780115-1
4-16-780115-9
税込価格 660円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

現代社会の危機に対する処方は要するに「常識ある大人」の頭数をもう少し上積みすること、それだけです―。『寝ながら学べる構造主義』『日本辺境論』『街場のメディア論』の著者が、若者たちに向けて語る、「自立」と「孤立」の違い、結婚、労働、共同体の作法とは。特別座談会「お見合いは地球を救う」を併録。

目次

1 非婚・少子化時代に
2 働くということ
3 メディアの語り口
4 グローバル化時代のひずみ
5 共同体の作法
6 死と愛をめぐる考察

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。現在、神戸女学院大学大学院文学研究科教授。専門はフランス現代思想、映画記号論、武道論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)