カササギたちの四季
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2011年2月 |
ISBNコード |
978-4-334-92743-1
(4-334-92743-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 283P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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騙されるほうの優しさをご堪能下さい
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おすすめ度
- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
リサイクルショップ・カササギには従業員は二人。オーナーの華沙々木と相棒の日暮。そして何故かいつも入り浸っている中学生女子南見菜美。春夏秋冬の季節の中で起こるささやかな事件。菜美が笑えるようにと日暮はいろいろと手を尽くすのだが、どうやらそれはお見通しのようで・・・騙されることの優しさを感じながら終わる物語は、静だが心に灯りが灯るように優しくユラユラと揺れているように感じた。
(2011年5月23日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
開店して2年。店員は2人。「リサイクルショップ・カササギ」は、赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。店長の華沙々木は、謎めいた事件があると、商売そっちのけで首を突っ込みたがるし、副店長の日暮は、売り物にならないようなガラクタを高く買い取らされてばかり。でも、しょっちゅう入り浸っている中学生の菜美は、居心地がいいのか、なかなか帰ろうとしない―。 |
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出版社 商品紹介 |
小さな古道具屋のまわりで起きる、謎めいた事件を描く、ちょっと甘口な青春ミステリ。 |
おすすめコメント
ひそやかに、大胆に。世界をひっくり返し、真実をつくりかえてみせよう。彼女を、落胆させてはならない。開店して2年。店員は2人。「リサイクルショップ・カササギ」は、赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。店長の華沙々木(カササギ)は、謎めいた事件があると、商売そっちのけで首を突っ込みたがるし、副店長の日暮は、売り物にならないようなガラクタを高く買い取らされてばかり。でも、しょっちゅう入り浸っている中学生の菜美は、居心地がいいのか、なかなか帰ろうとしない──。