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自伝大木金太郎 伝説のパッチギ王

講談社+α文庫 G221−1

出版社名 講談社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-06-281415-7
4-06-281415-3
税込価格 933円
頁数・縦 330P 16cm

商品内容

要旨

1960年代、高度成長下の日本で、強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡したプロレスラー・大木金太郎。韓国に生まれ、密航船で日本に初上陸。当時大スターだった力道山に弟子入りし、厳しい訓練や民族差別にも負けず、日本中のプロレスファンに愛された。後年は韓国へ戻り活躍するが、2006年静かに息を引きとる。伝説のレスラー大木金太郎こと金一(キム・イル)が、自らの誕生から晩年に至るまでの激動の日々を振り返る感動の自伝。

目次

第1章 旅立ち〜雌伏(すべてを捨て日本へ
「麗水・順天反乱事件」で死の淵に立たされる
日本上陸、安堵は束の間、収容所へ ほか)
第2章 飛翔(スターレスラー街道
父の死、アントニオ猪木との出会い
力道山門下の四天王 ほか)
第3章 絶頂〜変転(南北朝鮮統一のかけ橋
歩みだした王座への道
WWA世界タッグ・チャンピオン! ほか)

著者紹介

大木 金太郎 (オオキ キンタロウ)  
本名・金一(キム・イル)。1929年、韓国南部居金島生まれ。韓国から日本に密入国し、力道山に弟子入り。ジャイアント馬場、アントニオ猪木らの兄弟子。強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡し、後に韓国プロレス界のリーダーとなる。日本での最後のファイトは1981年。韓国では国民勲章石榴章を受けるなど、国民的スターのひとりとして評価されている。2006年10月没。享年77歳
太刀川 正樹 (タチカワ マサキ)  
1946年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英文科在籍中、韓国国立ソウル大学語学研究所で韓国語を学ぶ。1974年、韓国民青学連事件に連座、金芝河(詩人)、李哲(元韓国鉄道公社社長)、柳寅泰(元国会議員)らと共に拘束。懲役20年を宣告される(不当判決として提訴。2010年無罪が確定する)。その後、講談社「日本版ペントハウス」ニューヨーク支局長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)