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強毒型インフルエンザ

PHP新書 735

出版社名 PHP研究所
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-569-79692-5
4-569-79692-3
税込価格 792円
頁数・縦 250P 18cm

商品内容

要旨

鳥インフルエンザの災禍が日本の各地で静かに進行している。問題の本質は、今後鳥だけにとどまらず、鳥ウイルスが遺伝子の突然変異を起こして、人の中で流行する人型ウイルスに変化して世界的大流行(パンデミック)を起こすことにある。鳥型から人型に徐々に変化しつつある兆候も認められており、いつ強毒型の新型インフルエンザに転じてもおかしくない。危機は本当に去ったのか。どれほどの健康被害、社会的影響があるのか。強毒型インフルエンザの現状を分析し、その行方を探り、対処法をまとめた。

目次

第1章 鳥インフルエンザはなぜ蔓延しているのか
第2章 ゼロからわかるインフルエンザウイルス
第3章 新型インフルエンザにどう対処するのか?
第4章 病原性別インフルエンザの傾向と対策
第5章 感染予防と自宅療養の準備
第6章 歴史から見たインフルエンザウイルス

著者紹介

岡田 晴恵 (オカダ ハルエ)  
共立薬科大学薬学部大学院修士課程修了。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。アレクサンダー・フォン・フンボルト奨励研究員としてドイツマールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所ウイルス第3部研究員を経て、21世紀政策研究所シニア・アソシエイト。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学。新型インフルエンザについての警鐘を鳴らすため、多彩なメディアにて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)