• 本

原発のウソ

扶桑社新書 094

出版社名 扶桑社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-594-06420-4
4-594-06420-5
税込価格 814円
頁数・縦 182P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • こんなことになってもまだ原発推進のひとに、読んでほしい

    こんなことになってもまだ原発推進のひとが大勢います。小出裕章は原子力研究の現場から、40年間原発の危険を訴えてきました。事故後に発刊されたこの本で、分かりやすく、改めて現状とその危険性を訴えています。ぜひ読んでほしいと思います。政府や業界に騙されてきた私たちにも、責任はないのかと突きつけています。

    (2011年7月3日)

商品内容

要旨

“安全な被曝量”は存在しない!原発を全部止めても電力は足りる、福島第一は今後どうなるのか?危険性を訴えて続けて40年“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖。

目次

第1章 福島第一原発はこれからどうなるのか
第2章 「放射能」とはどういうものか
第3章 放射能汚染から身を守るには
第4章 原発の“常識”は非常識
第5章 原子力は「未来のエネルギー」か?
第6章 地震列島・日本に原発を建ててはいけない
第7章 原子力に未来はない

おすすめコメント

危険性を訴え続けて40年 ”不屈の研究者”が警告する原発の恐怖 ”安全な被曝量”は存在しない!原発を止めても電力は足りる! いま最も信頼されている原子力研究者の、3.11事故後初の著書 著者の小出裕章氏は、かつて原子力に夢を持って研究者となることを志した。しかし、原子力を学ぶうちにその危険性を知り、考え方を180度変えることになる。それ以降40年間、原子力礼賛の世の中で”異端”の扱いを受けながらもその危険性を訴え続けてきた。 そんな小出氏が恐れていたことが現実となったのが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故だった。原発は今後どうなる? 放射能から身を守るにはどうすればいい? どのくらいの「被曝」ならば安全? 原発を止めて電力は足りるの? など、原子力に関するさまざまな疑問に”いま最も信頼されている研究者”がわかりやすく答える。

著者紹介

小出 裕章 (コイデ ヒロアキ)  
1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志し、1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学。原子力を学ぶことでその危険性に気づき、伊方原発裁判、人形峠のウラン残土問題、JCO臨界事故などで、放射線被害を受ける住民の側に立って活動。原子力の専門家としての立場から、その危険性を訴え続けている。専門は放射線計測、原子力安全(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)