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ゴン太ごめんね、もう大丈夫だよ! 福島第一原発半径20キロ圏内犬猫救出記

出版社名 光文社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-334-97655-2
4-334-97655-7
税込価格 1,257円
頁数・縦 109P 19cm

商品内容

要旨

飼い主を捜して、無人化した街をさまよう犬…室内でおびえながら縮こまっている猫…本書は福島第一原発半径20キロ圏内に取り残されたペットたちに思いを馳せたボランティアたちの勇気ある活動の記録である。

目次

1 傷だらけになりながらも、牛、鶏を守った忠犬・ゴン太の物語
2 無我夢中で救った60の小さい命―呼びかけ人・山路徹の活動記録
3 犬を探し回り、軒先の植木鉢まで犬に見えて―チームリーダー・大網直子の活動記録
4 「ごめんよ」とつぶやきながら、シャッターを押し続けて―フリーカメラマン・太田康介の活動記録

出版社
商品紹介

3月16日から2ヶ月にわたって、福島第一原発20キロ圏内に取り残された“小さな命”を救い続けたボランティアたちの活動記録。

おすすめコメント

飼い主を捜して、無人化した街をさまよう犬…… 室内でおびえながら縮こまっている猫…本書は福島第一原発20キロ圏内に取り残されたペットたちに思いを馳せたボランティアたちの勇気ある活動の記録である。そこには家畜たちの命を賭した戦いのドラマがあった…… ●野犬化した犬たちに襲われ、傷つきながらも、飼い主の言いつけ通りに家畜と家を守り続けた忠犬・ゴン太 ●前夜仕掛けた捕獲器の中で4匹の赤ちゃんを産んでいた母猫 ●瓦礫の下に埋められたご主人に必死にほえ続け、命を救った英雄犬 ●ビニール、軍手を食べて腹部が膨れあがっていた犬 ●原発の敷地内で座ったまま、死んでいた犬 ●公民館近くで、つながれたまま息絶えていた柴犬 ●水ほしさに用水路に入り、抜け出せなくなって死んだ牛たち

著者紹介

山路 徹 (ヤマジ トオル)  
1961年東京生まれ。TBSテレビ、テレビ朝日系プロダクションを経て1992年に独立し、国内初の紛争地専門の独立系ニュース通信社APF通信社を設立。これまで、ビルマ、ボスニア、ソマリア、カンボジア、アフガニスタン他、世界の紛争地を精力的に取材する。近年は、国内の事件、事故、災害、社会問題などの調査報道にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)