• 本

半島へ、ふたたび

新潮文庫 は−51−1

出版社名 新潮社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-10-136221-2
4-10-136221-1
税込価格 605円
頁数・縦 338P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんの初の手記。初めて明かす、北朝鮮、拉致への思い・・・。新潮ドキュメント賞受賞。

    (2014年3月4日)

商品内容

要旨

その日、僕は韓国に初めて降り立った。ソウルの街を歩き、史跡を訪ね、過ぎ去りし植民地時代や朝鮮戦争を振り返る。しばしば、二十四年間囚われていた彼の国での光景がオーバーラップする。ここは、同じ民族が作った「北」と地続きの国なのだ。旅の最後に去来した想いとは―。第二部として、翻訳家という新たな人生を切り拓いた著者の奮闘記を収める。新潮ドキュメント賞受賞作。

目次

第1部 僕がいた大地へ
第2部 あの国の言葉を武器に、生きていく

著者紹介

蓮池 薫 (ハスイケ カオル)  
1957(昭和32)年、新潟県生れ。中央大学在学中に拉致され、北朝鮮での二十四年間に及ぶ生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。2005(平成17)年、初の翻訳書『孤将』(金薫著)を刊行。現在は、新潟産業大学専任講師を務めるかたわら、執筆・翻訳に携わっている。’09年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)