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武士道のことがよくわかる本

出版社名 中経出版
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-8061-4314-7
4-8061-4314-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

江戸に生きた武士たちが読み、聞き、身につけていった武士道の心得やその理想像を、多くの「武士道書」とともに紹介。現代日本人の思考の祖型ともなっている「武士道」思想がわかる。

目次

第1章 武士とは何か(そもそも「武士」とは
武士の知行と扶持
武士の身分を表す名前)
第2章 新渡戸稲造の『武士道』(武士道の源泉
武士道の美徳とは
武士道の現状と未来)
第3章 武士が生き方を学んだ書物(武士の理想像―湯浅常山『常山紀談』
武士の心得―室鳩巣『明君家訓』
大賞のあり方―小幡景憲『甲陽軍鑑』
死ぬことと見つけたり―山本常朝『葉隠』
儒学の理想を実現する―山鹿素行『山鹿語類』
主君の恩の重さ―大道寺友山『武道初心集』)
第4章 武士の子弟に対する厳しい教育(武士の家庭教育
会津藩の「什の掟」
薩摩藩の「二才咄」)
第5章 武士の夫婦関係(勇敢な戦国時代の武士の妻たち
武士の妻の覚悟と態度
武家の夫婦の理想像)
第6章 武士の責任の取り方(不祥事があれば切腹して責任を取る
武士にはうっかりミスも許されない
死して君恩に報いる)

著者紹介

山本 博文 (ヤマモト ヒロフミ)  
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学大学院情報学環・史料編纂所教授、社会情報研究資料センター長。文学博士。1992年『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫)で第四十回日本エッセイストクラブ賞を受賞。NHK「タイムスクープハンター」などの時代考証も手掛けるほか、テレビやラジオなどにも数多く出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)