• 本

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

星海社新書 14

出版社名 星海社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-06-138516-0
4-06-138516-X
税込価格 946円
頁数・縦 299P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 東京堂書店より

    給料日前になると、懐が寂しい……。
    あと給与が10万増えたら、きっと贅沢な暮らしができるのだろう。
    ―なんて思っていたら大間違い?!
    始めに、一般的な日本の企業における給与額の決まりかたから解説し、受け取る給料の意味から資本主義社会の定義を見出していきます。
    どのようにして給与額が決まっているのか、今まで考えもしませんでした。
    ただ給与が上がるように努力するだけでは、いつまでも「しんどい」働き方から抜け出せないということに気づかされました。

    (2013年4月22日)

商品内容

要旨

40年間ラットレース、しんどい働き方は「根本から」変えていこう。

目次

はじめに しんどい働き方は根本から変えていこう
第1章 僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?
第2章 僕たちは、「利益」のために限界まで働かされる
第3章 僕たちは、どうすれば「高い給料」をもらえるようになるのか?
第4章 年収1000万円になっても、僕たちには「激務」だけが残る
第5章 僕たちが目指すべき「自己内利益」の増やし方
第6章 僕たちは、どういう「働き方」を選択すべきか
おわりに 働き方を変えて、生き方を変えよう!

出版社・メーカーコメント

マルクスと金持ち父さんが教えてくれた目指すべき働き方∞℃рヘ、大学時代に経済学の古典『資本論』と、お金の哲学を扱った世界的ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』を深く読み込むことで、その後の人生が大きく変わりました。実はこの2冊は全く同じことを言っています。それは、資本主義経済の中で私たち労働者≠ェ必然的に置かれている状況についてであり、そこから考え始めることで、どういう「働き方」を選択すればラットレースに巻き込まれず、幸せに暮らしていけるかがよくわかるのです。今の働き方に疑問を持っているのであれば、転職や独立、ワークライフバランスを考えても意味はありません。しんどい働き方は、もっと根本的なところから考え、変えていかないといけないのです。

著者紹介

木暮 太一 (コグレ タイチ)  
作家、出版社経営者。1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。ビジネス書作家として活動しつつ、出版社(マトマ出版)を経営している。大学の経済学部在学中に「資本主義経済の構造」と「労働の本質」を学び、その後10年間の会社員生活で「労働者のリアル」を体感しながら、現代日本で若者が現実的に選択し得る「幸せな働き方」を追求してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)