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歴史が面白くなる東大のディープな日本史

出版社名 KADOKAWA(中経出版)
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-8061-4379-6
4-8061-4379-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 269P 18cm
シリーズ名 歴史が面白くなる東大のディープな日本史

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 本書は、この東大日本史入試問題を題材として、日本史の出来事や制度の、あまり知られていない「側面」を考えてみよう、というものです。東大の問題から、ある事実を考えると、実はステレオタイプの理解にとどまっていたのでは?と“深く"考えさせられます。

    (2013年9月27日)

  • 歴史が面白くなる東大ディープな日本史

    たかが入試問題と思うなかれ。実に面白い視点で日本歴史がえぐられている。素材は東大の入試問題。されどそこには、入試問題の領域を超えた思考を求められた見解が求められている。○とか×の次元を超えた世界が見えてくるようで、知識欲がくすぐられる。歴史ファンならずとも、ぜひご一読いただきたい。なるほど、その時代、その時代に求められた、精一杯の要求と時代背景が見えてくる。もしかすると、これが本当の歴史の醍醐味かもしれない。そう気づかさせてくれる一冊である。

    (2012年7月18日)

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商品内容

要旨

江戸幕府は鎖国していなかった!?東大の入試問題であなたの知らない日本史の姿が見えてくる。

目次

第1章 古代(古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?―92年度第1問
古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?―03年度第1問 ほか)
第2章 中世(平氏はなぜ政権を奪取できたのか?―06年度第2問
北条氏はなぜ将軍になれなかったのか?―97年度第2問 ほか)
第3章 近世(豊臣秀吉が天下統一に向けてとった手法とは?―09年度第2問
江戸時代の幕府と朝廷の関係とは?―96年度第3問 ほか)
第4章 近代(明治新政府が内外に打ち出した方針とは?―97年度第4問
大久保利通が描いた日本の将来像とは?―94年度第4問 ほか)

おすすめコメント

東大の入試問題で、あなたの知らない日本史の姿が見てくる!!「東大日本史」ほど、“深い”入試問題はありません。歴史学的視点をもとに思考をしなくては解答までたどり着くことができない「良問」が多く、多くの予備校日本史講師を魅了してやみません。だから、この「東大日本史問題」をすべての歴史ファンに知ってほしい!日本史に関して、一般的に認識されている、もしくは誤解されている事実を、本書を通してぜひ新たに読み解いてください。

著者紹介

相澤 理 (アイザワ オサム)  
1973年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東進ハイスクール講師。市進予備校prep15水道橋校・Z会東大マスターコースで“東大日本史”講座を担当し、数多くの東大合格者を輩出する。現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校でセンター倫理対策の映像授業を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)