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十津川直子の事件簿 トラベル・ミステリー

ノン・ノベル 896

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-396-20896-7
4-396-20896-0
税込価格 922円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

全国の郵便局をめぐり百円の預金通帳を作る“局メグ”が趣味の金子真由美が湯河原で殺害された。直後に姿を消した同居女性に容疑は向けられるが、行方は知れなかった。一方、十津川警部の妻・直子は事件に注目した。被害者が死の直前に訪れたのが、友人家族がやっている郵便局だったのだ。その局では二年前、強盗事件が発生していた。心配した直子は湯河原を訪ねるが、友人は何かに怯えていた。殺人は、解決済みの強盗事件と関係が?十津川顔負けの推理力で難事件に挑む妻・直子の活躍を描いた傑作集。

出版社・メーカーコメント

妻の危機、夫の窮地、夫婦の絆……難事件には二人三脚で―― 十津川警部、愛妻とともに名推理! 〈著者のことば〉この作品集は、十津川警部の妻・直子(なおこ)が探偵役をつとめたり、あるいは容疑者になってしまう話を集めたものである。刑事の妻としてだけではなく、直子自身が好奇心が強く、事件が好きなのである。だから、十津川の心配をよそに、事件に遭遇しては首を突っ込み、時には夫をハラハラさせたりする。女の直感と閃(ひらめ)きで事件の解決に貢献、内助の功を発揮することもある。危機におちいった時は、もちろん、十津川が妻を救うために活躍する。十津川の家庭での意外な一面や、夫婦の強い愛情と絆(きずな)も描かれている。楽しんでもらえればと思う。 全国の郵便局をめぐり百円の預金通帳を作る“局メグ”が趣味の金子真由美(かねこまゆみ)が湯河原(ゆがわら)で殺害された。直後に姿を消した同居女性に容疑は向けられるが、行方は知れなかった。一方、十津川警部の妻・直子(なおこ)は事件に注目した。被害者が死の直前に訪れたのが、友人家族がやっている郵便局だったのだ。その局では2年前、強盗事件が発生していた。心配した直子は湯河原を訪ねるが、友人は何かに怯(おび)えていた。殺人は、解決済みの強盗事件と関係が? 十津川顔負けの推理力で難事件に挑む妻・直子の活躍を描いた傑作集!

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
昭和5年東京生まれ。昭和38年「歪んだ朝」で第二回オール讀物推理小説新人賞、40年『天使の傷痕』で第十一回江戸川乱歩賞、56年『終着駅殺人事件』で第三十四回日本推理作家協会賞を受賞。平成16年に日本映画テレビプロデューサー協会・エランドール賞特別賞、17年に第八回日本ミステリー文学大賞、22年には第四十五回長谷川伸賞が贈られた。誰もが認める斯界の第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)