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古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ

岩波現代文庫 学術 267

出版社名 岩波書店
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-00-600267-1
4-00-600267-X
税込価格 1,056円
頁数・縦 187,10P 15cm

商品内容

要旨

現代も歴史の一齣にすぎないという感覚は過去を振り返る眼差しをとぎすませる。二千年の時を隔ててローマ人と現代人が交錯し、歴史を実感する。これが「歴史感」の意味である。著者はローマ帝国を中心に古代地中海世界の様々のエピソードを時代順に紹介し、ローマ人の教訓や思想を現代人の視点で学び、古代ローマと対話することを提唱する。岩波現代文庫オリジナル版。

目次

序章 ぶどう色の地中海に浮かぶ島
第1章 古代地中海世界の文明史
第2章 共和政ローマからローマ帝国へ
第3章 ローマ帝国の成立
第4章 ローマ帝国の全盛期
第5章 地中海世界の危機と古代末期

著者紹介

本村 凌二 (モトムラ リョウジ)  
1947年熊本県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。文学博士。古代ローマ史専攻。著書は『薄闇のローマ世界』(東京大学出版会/サントリー学芸賞受賞)、『馬の世界史』(講談社現代新書/JRA賞馬事文化賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)