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地球外生命9の論点 存在可能性を最新研究から考える

ブルーバックス B−1775

出版社名 講談社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-06-257775-5
4-06-257775-5
税込価格 990円
頁数・縦 252,2P 18cm

商品内容

要旨

地球の外にも生命は存在するのか?科学ではタブーとされてきたこの問いは、21世紀に入ってからの相次ぐ新発見によりいまや科学者が真剣に取り組むテーマとなった。宇宙に「地球」はたくさんあるとする天文学者、「生命」は地球だけの奇跡だという生物学者、各分野のトップランナーが最新成果をもとに地球外生命を考える「論点」を呈示する。

目次

「科学」になった地球外生命(佐藤勝彦)
第1部 地球外生命がいるとしたら、それはどのような生物か(極限生物に見る地球外生命の可能性(長沼毅)
光合成に見る地球の生命の絶妙さ(皆川純))
第2部 生命が誕生し、繁栄するには何が必要なのか(RNAワールド仮説が意味するもの(菅裕明)
生命は意外に簡単に誕生した(山岸明彦)
共生なくしてわれわれはなかった(重信秀治))
第3部 宇宙には生命誕生の条件はどれだけあるのか(生命の材料は宇宙から来たのか(小林憲正)
世界初の星間アミノ酸検出への課題(大石雅寿))
第4部 宇宙空間に生命を探す(太陽系内に生命の可能性を探す(佐々木晶)
宇宙には「地球」がたくさんある(田村元秀))
いまわれわれはどのような地点にいるのか(立花隆)

著者紹介

立花 隆 (タチバナ タカシ)  
ジャーナリスト。1940年生まれ。1964年、東京大学文学部仏文科卒業。2007年より東京大学大学院情報学環特任教授。科学関連の著書も多数
佐藤 勝彦 (サトウ カツヒコ)  
自然科学研究機構長。東京大学名誉教授。1945年生まれ。1974年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。宇宙創生を記述する「インフレーション理論」提唱者の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)