書店レビュー
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そんなとこツッこまれるのは、もう飽きた。
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- 明屋書店 MEGA平田店 (愛媛県松山市)
この本は「なんだか生きにくい世の中だなあ」とぼんやり感じている人へのプレゼンです。マキタスポーツという芸人でもある著者の独特の立ち位置から放たれる批評のど真ん中を射抜く感覚は、もっとたくさんの人に届くべきで、共有できるものだと思います。あらゆる場所に蔓延するバラエティTVショー感や、SNS世間と対峙するための処世術としても参考になります。「ツッコミからボケへ」・「メタからベタへ」という2大テーマをわかりやすくなじみあるワードを折り混ぜて解説されており、真面目にボケて?いらっしゃいます。
(2013年4月14日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難―。一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために!異才・槇田雄司(マキタスポーツ)による現代日本への熱き提言。 |
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目次 |
序章 バラエティ番組化した日本 |