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さびしい女神

新潮文庫 に−22−4 僕僕先生

出版社名 新潮社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-10-137434-5
4-10-137434-1
税込価格 572円
頁数・縦 330P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 迫力満点、神でも仙人でも何でもあり、壮大です。

    シリーズが進むごとに物語のスケールが大きくなってきています。これ以上の展開を想像することができませんが、先行する単行本では、完結することもなく続いているようです。僕僕と王弁、つかず離れずの師弟はどうなるの。少しずつ王弁が逞しくなってきて、それでいて頼りになるようなならないような不思議なキャラクターは、もちろん憎めないけど、隔靴掻痒の感は否めません。もう少ししっかりしろよ、王弁。でも、王弁がしっかりしてたら、この物語、終わってしまいそうだし。読者としては、しばらくこのままでいてくれることを期待します。 (mogi)

    (2013年1月25日)

商品内容

要旨

苗人の国を襲った大旱魃。その原因は王弁が出会った少女にあった。さびしがり屋で、話し下手で、でも人と触れ合いたい女神「魃」。王弁は枯れゆく国と魃を救うため、神々を探す旅に出る。宇宙に飛び出し、時空をも越え、神仙たちの古代戦争を目撃した王弁を待っていたのは、あまりに残酷な魃と僕僕の過去だった―。救うべきは女の子か、それとも世界か。怒涛のシリーズ第四弾。

おすすめコメント

苗人の国を襲った大旱魃。その原因は王弁が出会った少女にあった。さびしがり屋で、話し下手で、でも人と触れ合いたい女神、魃。王弁は枯れゆく国と魃を救うため、神々を探す旅に出る。宇宙に飛び出し、時空をも越え、神仙たちの古代戦争を目撃した王弁を待っていたのは、あまりに残酷な魃と僕僕の過去だった――。救うべきは女の子か、それとも世界か。怒涛のシリーズ第四弾。

著者紹介

仁木 英之 (ニキ ヒデユキ)  
1973(昭和48)年、大阪生れ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学。2年間を海外で過ごす。2006(平成18)年『夕陽の梨―五代英雄伝』で「歴史群像大賞」最優秀賞を、また同年『僕僕先生』で「日本ファンタジーノベル大賞」大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)