99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話
光文社新書 656
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2013年8月 |
ISBNコード |
978-4-334-03759-8
(4-334-03759-3) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 286P 18cm |
書店レビュー
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- 朗月堂本店 (山梨県甲府市)
とりあえず抗生物質の日本に待ったを提唱する1冊。感染症界で活躍する著者が医者と薬と患者の関係のメカニズムを大暴露!また副作用の恐怖や本当の抗生物質の使い方を分かりやすく説明。普段の生活では知ることのできない臨床の世界を知るべし。
(2013年11月26日)
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商品内容
要旨 |
抗生物質は多くの国で間違った使い方をされているが、日本においてその間違い方は顕著であり、ほとんどが誤用である。必要のない症状に漫然と処方されているために、耐性菌が増え、抗生物質を治療の切り札とする、命を奪う肺炎や、急性喉頭蓋炎、髄膜炎などの感染症治療の際に使用できず、患者(子どもを含む)が亡くなるようなことも起きている。また心臓への副作用などリスクも報告されているが、知らない医者・患者も多い。「よくなってほしい」「誤診が怖い」と、つい足し算の医療をしてしまう医師、そして医師まかせにして病院ブランドや薬にしがみつく患者の双方の態度に警鐘を鳴らしつつ、「微妙な状態をビクビクしながら待ち、時間を活用しながら薬が必要かを判断する」という、臨床医学のよりリッチな世界観へと読者を導く。医者と患者と薬、その関係を問い直す一冊。 |
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目次 |
第1章 かぜに抗生物質は必要ない |
出版社・メーカーコメント
抗生物質は多くの国で間違った使い方をされているが、日本においてその間違い方は顕著であり、ほとんどが誤用である。必要のない症状に漫然と処方されているために、耐性菌が増え、抗生物質を治療の切り札とする、命を奪う肺炎や、急性喉頭蓋炎、髄膜炎などの感染症治療の際に使用できず、患者(子どもを含む)が亡くなるようなことも起きている。また心臓への副作用などリスクも報告されているが、それを知らない医者・患者も多い。「よくなってほしい」「誤診が怖い」と、つい足し算の医療をしてしまう医師、そして医師まかせにして病院ブランドや薬にしがみつく患者の双方の態度に警鐘を鳴らしつつ、「微妙な状態をビクビクしながら待ち、時間を活用しながら薬が必要かを判断する」という、臨床医学のよりリッチな世界観へと読者を導く。医者と患者と薬、その関係を問い直す1冊。