• 本

想い出あずかります

新潮文庫 よ−38−1

出版社名 新潮社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-10-125681-8
4-10-125681-0
税込価格 572円
頁数・縦 311P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「おもいで質屋」子供たちに想い出を担保にお金を貸してくれる魔法使いがいるお店。20歳までに取り戻さないと想い出は返ってこない。里華や遥斗の魔法使いとの関わり方や変化、想い出を通して忘れていたあの頃が蘇ってくる。まるで魔法使いに預けていた想い出を返してもらったような気になる心温まるストーリー。

    (2013年12月5日)

商品内容

要旨

子供たちしか知らない秘密。岬の崖の下に石造りの家があって、魔法使いが「おもいで質屋」を営んでいた想い出を担保にお金を貸してくれるという。でも二十歳までに取り戻さないと想い出は返ってこない。中学生の里華は、魔法使いと出会ってすっかり仲良しになり、共に青春の季節を駆け抜けてゆく。やがて二十歳を迎えた時…。きらきらと胸を打つ、あの頃が蘇る魔法のストーリー。

著者紹介

吉野 万理子 (ヨシノ マリコ)  
1970(昭和45)年、神奈川県生れ。新聞社、出版社勤務などを経て、2002(平成14)年「葬式新聞」で「日本テレビシナリオ登龍門2002」優秀賞を受賞し、’04年には連続テレビドラマ「仔犬のワルツ」(日本テレビ系)の脚本を執筆。’05年『秋の大三角』で第1回新潮エンターテインメント新人賞(現大賞)を受賞。児童向けの作品も精力的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)