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一冊でわかる神道と日本神話 「わが国の起こり」と「日本人の心の原点」を読み解く

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-309-22603-3
4-309-22603-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 19cm
シリーズ名 一冊でわかる神道と日本神話

商品内容

要旨

神社に詣でれば、私たちは神に祈る。しかし「神とは何か」「八百万の神とはいうが、何がどう違うのか」を知る人は少ない。それでも、私たちの日常的な行動や思考の多くが、神道と神々の物語をルーツにしているのは間違いのないことである。いま、もう一度、神道と神話を読み解いてみたい。そうすることで、「日本とは何か」「日本人とは何か」までも見えてくるだろう。

目次

神道(神道とは何か―“神の国”はどう誕生し、形づくられてきたか
神道と歴史の関わり―神道はいかに広がり、時代とともに変化したか
さまざまある神社の約束―建物、神職、穢れと祓い…神が降りる地の神秘
神の正しいまつり方、拝み方―祭祀と参拝に込められた知られざる意味とは
冠婚葬祭と行事のなかの神道―私たちの暮らしに息づく神道信仰とその慣わし)
日本神話(日本神話とは何か―神々の活躍が描かれた「記紀」の世界とは
神の出現と日本列島の誕生―夫婦の神、伊奘諾尊と伊奘冉尊による「国生み」
自然神の誕生と夫婦神の決別―亡き妻を追って黄泉の国へ。伊奘諾尊を待っていたのは…
伊奘諾尊の禊から生まれた神々―清らかな姉神・天照大神と穢れた弟神・素戔鳴尊の誕生
戦う姉弟神と高天原の神の活躍―天照大神の岩戸隠れは何をあらわしているのか
素戔鳴尊、出雲へ降り立つ―素戔鳴尊の追放と八岐大蛇退治が意味するもの
素戔鳴尊の子孫・大国主命の死と再生―幾度となく死に直面する大国主命の受難の秘密
国づくりと天の神々の来訪―平穏をもたらした地上の神が「国譲り」を強いられた謎
瓊々杵尊と子孫の海幸・山幸の物語―天孫降臨の意味合いと天皇誕生への道すじ)

出版社
商品紹介

日本の伝統宗教である「神道」の基礎知識と、その実質的な経典にあたる『古事記』『日本書紀』のストーリーをやさしく読み解く一冊。

著者紹介

武光 誠 (タケミツ マコト)  
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)