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京都の闇 本当は怖い「平安京」観光案内

らくらく本

出版社名 講談社
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-06-295307-8
4-06-295307-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 218P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 誰もが知っている京都だけど。

    誰もが覚えた『七九四うぐいす平安京』ですが、なぜ京都?と言われるとちゃんと答えられる人はそう多くはないはず。
    この本は、古墳時代からつながる様々な事象を上げてその理由を解き明かしていきます。壮大な古代史ミステリーの入口としてもおすすめできます。

    (2013年12月31日)

商品内容

要旨

初めて明かされる「京都」創世記―平安京は“渡来人の都”だった!京都は旧国名ヤマシロ(山城、山背)。ヤマシロとはヤマウシロ、すなわち「ヤマトの後ろ」を指す。大和(奈良)のダークサイドである。七九四年、桓武天皇は奈良を捨て、京都に遷都する。平安京は新羅系・秦氏の土地に建てられた百済系・藤原氏の都だった。京都に残る歴史の痕跡=観光名所をめぐり、婉曲で排他的な“京都の流儀”の深層と“日本人の正体”を解き明かす!

目次

第1章 「雅な京都」はいかにして誕生したか(なぜ、古墳時代は京都から始まらなかったのだろう
ヤマト(奈良)は「西に突き出た東」だった ほか)
第2章 平安京と渡来人の雄・秦氏(京都のヘソ
六角堂で聖徳太子に出会った親鸞 ほか)
第3章 呪い、呪われた平安京の悲劇(私鉄に無視されるJR京都駅
ピンポイントで恨みを晴らした菅原道真 ほか)
第4章 現代に残る平安京の裏事情(百人一首と嵯峨野の「裏」
愛宕山の天狗と空海の正体 ほか)
終章 「東」に復讐された平安京(京都東インターを下りると、そこは藤原の巣窟
涙が出てくる清水寺 ほか)

出版社
商品紹介

初めて明かされる「京都」創世記。渡来人の都だった平安京の名所を辿り、「雅」の後ろに隠れた京都の化けの皮を剥ぐ歴史観光ガイド。

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市に生まれる。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史研究を始める。1991年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(フットワーク出版、のち晋遊舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)