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人権をめぐる十五講 現代の難問に挑む

岩波現代全書 017

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-00-029117-0
4-00-029117-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 274P 19cm

商品内容

要旨

人権が普遍的に保障されるという考えは、世界中で確立しているかに見える。しかし現実には、個別の権利や利益が衝突し、深刻な対立が生じている。信教の自由と公教育の宗教的中立原則、表現の自由とポルノグラフィー規制、職業選択の自由と母性保護…。多文化主義、フェミニズムによる「人権の普遍性」批判や現代人権論の理論的展開を踏まえ、ミクロなレヴェルからマクロなレヴェルまで、今日の人権をめぐる難問を徹底解説。

目次

1 生殖補助医療と自己決定権
2 女性の人権と信教の自由
3 平等原則とポジティヴ・アクション
4 職業選択の自由と平等
5 表現の自由とプライヴァシー
6 労働権と生存権
7 平和と安全に生きる権利―生存権・環境権・生命権・平和的生存権
8 主権と人権―政治の民主化による自由の確保とは

出版社
商品紹介

多文化主義やフェミニズムによる人権の普遍性批判等を踏まえ、人権をめぐる15の難問を徹底解説。

著者紹介

辻村 みよ子 (ツジムラ ミヨコ)  
1949年東京生まれ。東北大学大学院法学研究科教授を経て、2013年4月より明治大学法科大学院教授。専攻は、憲法学、比較憲法、ジェンダー法学。法学博士。日本学術会議会員、日本公法学会理事、全国憲法研究会前代表、ジェンダー法学会前理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)