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日本経済の故郷を歩く 下

中公文庫 ふ45−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-12-205882-8
4-12-205882-1
税込価格 838円
頁数・縦 281P 16cm
シリーズ名 日本経済の故郷を歩く

商品内容

要旨

たがの外れたような混迷の中で、われわれは歴史に学び、自らが形成されてきたプロセスを辿り直す必要がある。本書は、父祖たちの築いた「民族遺産」を丹念に検証し、現代人に貴重な指針を与えてくれるものである。経済の歴史から、豊かな日本の姿が見えてくる。下巻では徂徠、梅岩、鷹山、山片蟠桃、横井小楠、坂本竜馬らを紹介。

目次

大坂 堂島―商人の手本、堂島米商人
上総 本納―徂徠絶対王政の夢
丹波 東懸―石田梅岩、商人の道を主張
信州 高遠―太宰春台に見る重商主義の萌芽
摂津 鴻池―鴻池の「商人心」と「孝心」
尾張 八事―徳川宗春の「しまり」と「ゆるみ」
陸奥 八戸―安藤昌益が考える「自然直耕」の世
東羽角館―「紅毛の画や至れるかな」
遠州 相良―出世頭田沼意次の積極政策
羽州 米沢―上杉鷹山、改革時リーダーの資質〔ほか〕

著者紹介

舩橋 晴雄 (フナバシ ハルオ)  
1946年、東京生まれ。1969年、東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省。国税庁次長、証券取引等監視委員会事務局長、国土交通審議官などを歴任。2003年、シリウス・インスティテュート株式会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)