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ケインズ理論とは何か 市場経済の金融的不安定性

岩波人文書セレクション

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-00-028677-0
4-00-028677-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 281,11P 19cm

商品内容

要旨

新古典派総合によるケインズ解釈に対する批判的考察を通して、ケインズの金融市場に関わる独自な分析枠組みこそが『一般理論』の本質であることを明らかにし、その再定式化を企てる。金融の不安定性で混迷する現代経済への積極的対応策を探った本書によって、リーマンショック後に再評価された著者の思考を読み解くことが出来る。

目次

第1章 『一般理論』とその解釈
第2章 通説―標準的ケインズ解釈
第3章 基本的な視点
第4章 企業金融と資産価格の決定
第5章 投資理論
第6章 金融機関、金融不安、投資
第7章 新しい解釈の含意
第8章 社会哲学と経済政策
第9章 新しい解釈の政治的含意

出版社
商品紹介

混迷する現代経済への積極的対応策を探った本書。リーマンショック後再評価された著者の思考を読み解く。

著者紹介

ミンスキー,ハイマン・P. (ミンスキー,ハイマンP.)   Minsky,Hyman P.
1919‐96。1941年シカゴ大学卒業後、ハーバード大学にてP.A.サミュエルソン、W.レオンチェフに師事しPh.D.取得。ブラウン大学、カリフォルニア大学バークレイ校を経て、1965‐90年ワシントン大学(セントルイス)教授
堀内 昭義 (ホリウチ アキヨシ)  
1943年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。横浜国立大学経済学部、一橋大学経済研究所、東京大学経済学部を経て、央大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)