• 本

おもひでぽろぽろ

文春ジブリ文庫 G−1−6 ジブリの教科書 6

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-16-812005-3
4-16-812005-8
税込価格 748円
頁数・縦 318P 16cm

商品内容

要旨

子どもの頃から田舎に憧れる27歳のOL・タエ子は、親戚の農作業を手伝うため、休暇をとって夜行列車で山形へと向かう。その車中、小学生時代の記憶が溢れ出す。高畑勲の不朽の名作に岩井俊二、香山リカ、村山由佳らが多彩な切り口で迫る。制作当時の現場の様子や、タエ子役の今井美樹のインタビュー、男鹿和雄による美しい背景画も特別収録。

目次

ノスタルジーの正体(ナビゲーター・岩井俊二)
1 映画『おもひでぽろぽろ』誕生(新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』
鈴木敏夫―高畑勲と宮崎駿。二人の巨匠の「分かれ道」
宮崎駿―大ナマケモノの子孫 ほか)
2 『おもひでぽろぽろ』の制作現場(美術監督 男鹿和雄―「どこにでもある風景を、緊張感のある画面で」
紅花―その歴史的な魅力を探る
キャラクター色彩設計 保田道世―「思いきって真っ白な画面に挑戦してみた『思い出編』」 ほか)
3 作品の背景を読み解く(村山由佳―人の手業が超えるもの
朝倉あき―冷静な視線と、冷静さを保てなくなる瞬間
from overseas イグナシオ・フェレーラス―『おもひでぽろぽろ』について私が思うこと ほか)

出版社・メーカーコメント

スタジオジブリの隠れた名作、登場! 私はワタシと旅にでる。――27歳と小学5年生の自分との間を行き来しながら、タエ子は何をみつけるのか、岩井俊二らが読み解く。