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鉄のあけぼの 上

日経文芸文庫 く1−3

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-532-28040-6
4-532-28040-0
税込価格 880円
頁数・縦 354P 15cm
シリーズ名 鉄のあけぼの

商品内容

要旨

戦中・戦後の苦難を乗り越え、昭和25年に川崎製鉄初代社長に就任するや、西山弥太郎は、千葉に世界最新鋭の製鉄所を建設するとぶち上げる。日銀の「法王」一万田尚登総裁が「強行するなら、ぺんぺん草が生えることになる」と毒づいたと言われる中、第一銀行の酒井杏之助頭取は「もはや矢は弦を離れた」と支援に踏み切り、通産省の若手官僚たちも「日本の再建には良質の鉄が必要だ」と訴えた。

目次

第1章 吾妻村
第2章 製鋼掛主任
第3章 軍需工場
第4章 瓦礫の中で
第5章 川崎製鉄誕生

著者紹介

黒木 亮 (クロキ リョウ)  
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融などを手がける。2000年、『トップ・レフト』でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)