• 本

合理的なのに愚かな戦略

出版社名 日本実業出版社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-534-05227-8
4-534-05227-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 278P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

優良企業による戦略は、それがいくら合理的に見えても、失敗に終わることがままある。消費者調査などのデータを集め、顧客が何を求めているかを分析し、論理的に考えたうえでの戦略であっても、得てして間違ったり、価格競争に巻き込まれたり、競合にシェアを奪われるなど悲惨な結末に結びつく。本書は、その理由をひもとくキーワードの一つとして「感情」を挙げる。無意識であっても、しがらみや過去の成功体験などから生まれる感情が、誤った判断を呼び、イノベーションを妨げる。ブランディングやプライシング、コミュニケーション等における多数の事例をあげながら、「愚かな戦略」を防ぐにはどうするべきかを論じている。著者は立命館大学大学院経営管理研究科教授、セブン&アイ・ホールディングス社外監査役も務めるビジネス評論家。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年12月12日])

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商品内容

要旨

顧客志向、ブランディング、プライシング、コミュニケーション、イノベーション…優良企業の合理的な戦略はなぜ失敗するのか?マーケティング界の第一人者が、多数の事例で読み説く“逆説”の経営論!

目次

第1章 顧客志向の逆説―「顧客志向」と「売上」との相関関係は低い
第2章 プライシングの逆説―「勇気」がなければ価格は変えられない
第3章 ブランドの逆説―過去の成功がもたらした「しがらみ」がブランドをつぶす
第4章 コミュニケーションの逆説―日本企業がコミュニケーション下手な本当の理由
第5章 経営戦略の逆説―会社組織には「規模の経済」は通用しない
第6章 イノベーションと幸福の逆説―幸せを感じるために敢えて小さな企業で働く

出版社
商品紹介

合理的な戦略ストーリーはなぜ裏切られるのか?マーケティング界の第一人者が解き明かす。

著者紹介

ルディー 和子 (ルディー カズコ)  
ビジネス評論家。立命館大学大学院経営管理研究科教授。セブン&アイ・ホールディングス社外監査役。米化粧品会社エスティローダー社マーケティングマネジャー、タイム・インク/タイムライフブックス部門ダイレクトマーケティング本部長を経て、ウィトンアクトン社代表取締役。日本ダイレクトマーケティング学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)