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「昭和史」を歩きながら考える

PHP文庫 は9−20

出版社名 PHP研究所
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-569-76262-3
4-569-76262-X
税込価格 792円
頁数・縦 298P 15cm

商品内容

要旨

昭和5年に下町で生まれ、東京大空襲で九死に一生を得て越後長岡に疎開。昭和28年に文藝春秋新社に入社し、編集者として歩み始めた著者は、歴史好きが高じて昭和史に没頭した。今や研究の第一人者にして自らが体験者という、まさに「昭和の語り部・生き証人」といえる。そんな著者が、該博な知識と透徹した見識で、自らの来し方を踏まえて軽妙かつ滋味深い筆致でつづる随想集。

目次

第1章 「昭和史」のなかのわたくし(戦後史のなかのわたくし
安吾の特攻隊賛美 ほか)
第2章 編集者の視線から(雑誌に見る風景
夏目漱石の死生観 ほか)
第3章 言葉のコラム(割り切る言葉
三という数字 ほか)
第4章 歳時のコラム(年賀状一世紀
狂言「節分」 ほか)

おすすめコメント

日本近現代史研究の第一人者にして、時代を生きた証言者である著者の「昭和史」エッセイ。知的興奮とユーモアにあふれる筆致が楽しい好著。

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
作家、歴史探偵を自称。1930年東京生まれ。1953年東京大学文学部卒業。同年(株)文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」各編集長、出版局長、専務取締役などを歴任、1994年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)