二礼茜の特命 仕掛ける
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2017年7月 |
ISBNコード |
978-4-8002-7419-9
(4-8002-7419-2) |
税込価格 | 1,518円 |
頁数・縦 | 377P 19cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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株取引のダイナミックで緊張感あふれる、怪物との戦いがスゴイ!
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おすすめ度
- うつのみや上林店 (石川県野々市市)
大事なものと引き換えに、株を操作して依頼人が必要な額を用意する天才トレーダー二礼茜(にれい・あかね)の物語第二弾!
前回よりも成長した彼女やお目付け役である百瀬良太の姿をじっくりと楽しむことができました。また株取引の新しい方法や動きもダイナミックに描かれていて、目の離せない面白さもパワーアップしていると思います。読み終えてすぐにも続きを読みたい!と思わせる作品でした。
作者の地元・石川県の人間には冒頭に出てくる会社や製品が具体的に思い浮かべられるのでお得だなと思いました。そこも楽しめました。(2017年7月14日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
内閣金融局の秘密部門S2に所属する二礼茜の仕事は、依頼人の“もっとも大切なもの”と引き換えに、経営危機に直面する会社に対して資金作りの協力をすること。バイオ・ベンチャーのエヌメディックは、提携していた大手製薬会社が共同研究から撤退、銀行から融資引き揚げの通告を受け、経営危機に瀕していた。また、インサイダー情報が漏れていた可能性まで噂されている。茜は「インサイダー取引にかかわった人間を特定すること」を条件に、資金作りに着手するが―。 |
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おすすめコメント
『このミステリーがすごい!』大賞受賞後、第一作!内閣金融局の秘密部門SIIに所属する二礼茜の仕事は、依頼人の“もっとも大切なもの”と引き換えに、経営危機に直面する会社に対して資金作りの協力をすること。新たな依頼主である創薬会社のエヌメディックは、提携していた大手製薬会社が共同研究から撤退し、銀行から融資引き揚げの通告を受けている上、株価が乱高下したことで、インサイダー情報が漏れていた可能性まで噂されていた。茜は「インサイダー取引にかかわった人間を特定すること」を条件に、株取引を開始する。しかし、大型株の市場ではヘッジファンドなどが操る自動売買システムが高速取引で相場を牛耳っていた……。果たして、茜は巨大アルゴリズム取引に勝つことができるのか?