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金曜日の本

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-12-005021-3
4-12-005021-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 125P 19cm

商品内容

要旨

この小さな本には、物心ついてから中学生に上がるくらいまでのあいだに、実際に起きたことばかりが書いてある―。短編小説「窮鼠、夜を往く」も収載。書き下ろしエッセイで辿る著者自身の少年時代。

目次

路地裏の猿
架空バス
夕方の手品師
舞台袖
ポータブル・レコード・プレイヤー
蛇口とヘビイチゴ
ブレーキのない自転車
赤鉛筆
ピザを水平に持って帰ること
枕の下のラジオ
ファーストミット
夜中に観た映画
空中一回転
変電所と東京タワー
金曜日の本
窮鼠、夜を往く―短編小説
あとがきのような話のつづき

おすすめコメント

仕事が終わった。今日は金曜日。明日あさっては休みで、特にこれといった用事もない。つまり今夜から日曜の夜まで、子どものころの「放課後」気分で心おきなく本が読める!――小さなアパートで父と母と3人で暮らした幼少期の思い出を軸に、いつも傍らにあった本をめぐる断章と、読書のススメを綴った柔らかい手触りの書き下ろしエッセイ集。

著者紹介

吉田 篤弘 (ヨシダ アツヒロ)  
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)